赤ちゃん向きの保湿剤が馬油

乳児湿疹のない赤ちゃんのほっぺ

 

乳児湿疹は、ひどくなって膿んだようになったり、かさぶたがあちこちできると、やはり皮膚科や小児科の病院で診てもらうことが必要です。

 

そのブツブツはアトピー性皮膚炎が原因かもしれませんし、何らかのアレルギーが理由となっているのかもしれません。そのような疑いのある時は、医師の診断を受けて、正しい治療を行うことが何より大切です。

 

しかし、多くの赤ちゃんに生じる湿疹は月齢に伴って当然に分泌される脂質に過ぎないので、自然治癒することが多いようです。

 

いずれにしても、ポツポツ出ている発疹が悪化する前に家庭でできることは多くあります。

 

何よりもスキンケアが重要になりますが、試してみたい方法のひとつに馬油を塗ることがあります。

 

馬油は天然の保湿剤

馬油は馬の脂肪から作られる天然素材の保湿剤です。ですから、敏感な赤ちゃんの肌にも負担がなく、乾燥を防いでしっかりと保湿をしてくれます。

 

赤ちゃんの肌にとても優しい保湿剤なのです。

 

赤ちゃんのスキンケアの基本は清潔にすることと、保湿の2つが柱となりますが、保湿に何を使用するかということで肌の状態も大きく変わってきます。

 

デリケートな子どもの肌ですから、刺激のあるクリームや不純物の混ざっているかもしれないローションは避けたいですね。

 

馬油は人間の皮脂と成分がよく似ているといわれ、皮膚のすき間に浸透していき、セラミドと呼ばれる細胞間の脂質に潤いを与えます。また表皮に油膜を張ることで、外部からのダメージを防ぐバリア効果も期待できます。

 

そのような意味では肌の表面の保湿に適しており、また自然素材で食用にできるぐらい口に入れても無害な安全性の高いものなので、赤ちゃんのケア用として向いています。

 

馬油は乳児湿疹の炎症を抑える

注目したいのは、保湿作用だけではありません。

 

馬油の成分には、炎症を鎮める抗炎症作用や血行を促進する作用があり、乳児湿疹だけでなく、オムツかぶれやあせもにも使えるのです。

 

さらに殺菌作用もあり、細菌が皮膚から繁殖するのも防いでくれますし、パパやママの肌トラブルや目の下のクマを取るのにも向いています。

 

また、カサカサ乾燥肌を解消するだけでなく、シミも防ぐし、まつ毛が伸びるとか、様々な効能があります。

 

スキンケアによく使われるワセリンよりは用途が広いといえそうです。

 

乳児の湿疹で馬油を使うときの注意点

このように万能でメリットが多いように思える馬油ですが、赤ちゃんによっては肌に合わないことがあるようです。

 

天然素材とはいえ、使用したことで逆に湿疹がひどくなったという例や、ほとんど効果がなかったという例も報告されています。

 

中には、ほんの少し顔に湿疹があっただけだったのが、馬油を塗った翌日に顔中が湿疹だらけで真っ赤になったというケースも・・・

 

こうしたことは、馬油のタンパク質成分が体質に合っていなかったり、馬油自体の質が悪い場合に起きる可能性があります。

 

やはり少しずつ様子を見ながら使用して、あまり向いていないようだったら他の方法を試してみましょう。

 

馬油の別のデメリットとして、ベタつく感じやニオイが気になるという声もあります。

 

やっぱり、赤ちゃんのほっぺはスベスベしていて欲しいもので、ベットリとした感じはやや抵抗があるという人も多いようです。

 

どんなものでも赤ちゃんの体質や症状によって、合う合わないがありますから、その子にとっての最適なものを探すという姿勢が必要になってきます。

 

もう一つ気になるのは、直射日光の強い時期の日焼けかもしれませんね。

 

オイルですから、ベビーとおでかけする時など、日焼けを促進してしまいそうなイメージがありますが、馬油が日焼けを助長することはありませんから、ご安心ください。

 

しかし、日焼け止めの代わりにはなりませんから、日光の強い日の外出は馬油を塗った上からベビー用の日焼け止めクリームも塗り、紫外線対策をしっかりと行ってください。

 

 

ところで最近の赤ちゃん用保湿剤では「ファムズベビー」という商品が人気のようです。詳しくはこちらの記事で→ファムズベビーが乳児湿疹に絶対おすすめ!

 

品質の高い馬油の選び方

一口に馬油と言っても、やはりピンからキリまであります。

 

通常、馬油は馬のたてがみや尻尾の付け根の脂肪、その他の部位の皮下脂肪から抽出されるのですが、たてがみの脂質は馬一頭からわずかしか取れず、リノレン酸という良質なオイルを多く含むため、より高価のようです。

 

中には、馬のたてがみ100%使用とうたわれた馬油がありますが、高価な分だけ皮膚への浸透力が高いと言われています。

 

尚、馬油100%ではない不純物の混じった製品もありますが、敏感肌のベビー向きではないてじょう。

 

また鮮度がいいかどうかも大切なポイントです。開封後にずいぶんと時間のたって劣化したような古いものは赤ちゃんには使わないように注意しましょう。