乳児湿疹の症状でタイプを見分ける

乳児の湿疹には幾つかのタイプがあります。多くはその症状によって見分けがつきますが、中には専門家でも判断の難しい症状もあります。

 

しばらく様子を見たり、スキンケアに気をつけてもなかなか改善しないような乳児湿疹の場合は、やはり専門医に診てもらうことをおすすめします。

 

以下に代表的な乳児湿疹のタイプと症状をあげてみたいと思います。

 

新生児にきび

症状としては、ニキビのような赤いブツブツが顔にできます。額やホッペだけでなく、顔全体に広がってしまうこともあります。
生後1週間から1ヶ月の新生児の時期に生じやすいので新生児ニキビと呼ばれます。
スキンケアに気をつけていれば、しばらくして自然と治ることが多いようです。

 

乳児脂漏性湿疹

乳児脂漏性湿疹
出典:みやけ内科・循環器科HPより

 

症状としては、顔や頭皮や眉毛に黄色いフケのようなものやかさぶたのようなものが付着したようになります。かゆみはあまりありませんが、炎症を起こすと赤くなったり、膿んだようになります。
生後4ヶ月までにあらわれやすいようです。

 

あせも

汗が原因となるもので、首のまわりやお尻、背中など汗をかきやすく蒸れやすい体の部位によく表れます。
白いボツボツのような水疱状のあせもは痒みも少なくて治りやすいようです。一方で、赤い発疹のあせものタイプは痒くてやっかいです。
赤ちゃんが引っかいて細菌感染を起こし悪化すると、「あせものより」と言って膿んだようになります。このようになると、発熱やリンパ腺が腫れるなどの症状があらわれるので要注意です。

 

オムツかぶれ

オムツがあたるところの皮膚の表面が赤くなります。そのままにしておくと、赤い部分が広がっていき、ただれて水ぶくれになったりします。
おしっこやうんちのアンモニアが刺激となって炎症が起きている状態です。

 

食物アレルギーを原因とする湿疹

食物アレルギーの湿疹
出典:遠藤アレルギークリニックHPより

 

症状としては、口の中や周囲、また全身に赤いブツブツができることがあります。また湿疹以外の症状として、下痢や嘔吐なども併せて起きることがあります。
離乳食が始まってから、食後しばらくして症状が見られるようなら、食物アレルギーによるものと疑われます。

 

アトピー性皮膚炎

症状は、顔から始まり、目や口のまわりが最初に赤くなって痒がります。しばらくすると、今度はヒジやヒザの後ろ、足の付け根などに皮膚炎が目立つようになります。
男の子は陰のうが赤く腫れて膨れあがることもあります。皮膚の炎症はやがてジクジクと湿ってかさぶたのようになっていきます。
他の湿疹との見分けが難しいことがありますので、症状が悪化していたり、なかなか治らないという場合は診察を受けましょう。

 

乳児湿疹を防ぐ上手なスキンケアの方法こちら